NBRP ナショナルバイオリソース ニワトリ・ウズラ

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名古屋大学大学院生命農学研究科附属
鳥類バイオサイエンス研究センター
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ニワトリ ウズラ
野生原種高度近交化系長期閉鎖系閉鎖系
疾患モデル系育成系TGニワトリ
標準系大型系 疾患モデル系
ミュータント系TGウズラ 別種のウズラ
マイクロサテライトマーカー mtDNA多型情報
遺伝的多様性アリル頻度分布図
表現型一覧

Gene diversity

50個のマイクロサテライトマーカーによるニホンウズラ系統の遺伝的多様性 (Tadano et al., 2014)

系統名個体数平均アリル数ヘテロ接合度(観察値)ヘテロ接合度(期待値)Fis
LWC402.2800.3470.334-0.020
AMRP401.7200.2420.226-0.001
Quv402.4200.2280.2540.216
RWNE401.6600.2190.210-0.025
rb-TKP401.3600.1350.111-0.172
WE402.7800.3790.4030.086
AWE402.5200.3650.3590.051
JD122.2600.3400.3430.020
JW162.3800.3290.3510.072
NIES-L213.0600.3420.3750.168
NIES-Fr142.4600.4100.403-0.010
Estonia61.4000.2200.177-0.215
W(ヤセイ系)404.0800.5180.5550.085

rb-TKPはもっとも近交度か高く、続いてRWNE系,AMRP系が近交度が高い。
一方で、肉用ウズラのJD、JWやFr系は遺伝的多様性が高い。

Dps(アリル共有率)によるネットワーク


50個のマイクロサテライトマーカーによるネットワーク (Tadano et al., 2014)


LWCやRWNなどWEに由来する系統は互いに近縁である。
標準系のNIES-L系は、海外の肉用ウズラに由来する大型のウズラ系統と遺伝的に近い。

マイクロサテライトDNAマーカーによるSTRUCTURE解析


23個のマイクロサテライトマーカーによる家禽ウズラ集団(16集団)のSTRUCTURE解析
(Nunome et al., 2017を改変)とその結果に基づく16集団の遺伝的類縁関係


   
家禽ウズラ集団16集団は、以下の4つのグループに分かれた。
(A)WEに由来する集団
(B)AMRP
(C)rb-TKP
(D)その他のウズラ(NIES-L、日本の商業用ウズラ、肉用ウズラ、野生ウズラ)

グループAは、LWC、Quv、RWNとAWEがWEをもとに作出されたという系統の経歴をよく表しています。
AMRPは、ある農家で維持されていた"パンダ"羽装のウズラを起源とする系統であり、他とは異なる遺伝的特性を持つことが明らかになりました。
rb-TKPはタケダ薬品工業で作出された系統で、遺伝的な近交度も比較的高いため、独自のクラスターを形成したと考えられます。
NIES-Lや、ヤセイ系(W)、異なる国の肉用ウズラの系統(NIES-Br、NIES-Fr)が1つにグルーピングされました。

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