探した資料を入手しよう
OPACで探した図書や雑誌を実際に利用したいときにはどうしたらいいのかを知りましょう。
特に、農学部の図書室の利用に沿って説明していきます。
■農学部の図書室って?
農学部の図書室は、「生命農学図書室」といいます。
農学部管理棟の2階にあります。
開室時間は、通常は平日の9時〜20時です。
※現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間、利用者等を限定して開室しており、学部1年生の方はご利用いただけません。今後の開室については、こちらをご参照ください。
■配置場所を詳しくみてみよう
OPACの検索結果で、「図書や雑誌がどこにあるか」は「配置場所」で表示されるんでしたね。
配置場所というのは、名古屋大学では、基本的にその資料が「どの図書室のどこにあるか」を示す略称になっています。
農学部・生命農学研究科にある図書や雑誌も、この法則にそって「配置場所」はすべて「農」で始まります。
「農学生図書」「農参考図書」「農書庫図書」「農書庫文庫」「農雑誌」この5つは生命農学図書室の中にあり、それ以外は研究室にあります。
※詳細な図書室フロアマップはこちら
生命農学図書室での図書の並び順は「請求記号」の順に、棚の左上から右下に並んでいます。
「請求記号」の構成は以下の通りです。
・一段目:図書の分類番号(日本十進分類法(NDC)により付与)
・二段目:著者記号
※著者の頭文字がアルファベットで記されています。
・三段目:シリーズものであれば巻号や年などが記されていることがあります。
請求記号は、OPACに表示されるとともに、本の背のラベルに貼られています。棚で本を探すときは、主にこの請求記号を頼りに探してください。
■研究室にある図書の利用方法
研究室にある図書は、大学の先生方が研究費で購入された図書がほとんどです。
名古屋大学では、購入された先生が優先的に利用できるよう、「研究室貸出」という特別な貸出方法を行っています。研究室貸出中の図書は、OPACの検索結果の「状態」欄に「研究室配架」と表示されます。
農学部の研究室貸出中の図書は、まず生命農学図書室に問い合わせてから、直接研究室を訪問して見せてもらってください。
研究室によっては、資料があるかどうかの確認等で少しお待ちいただくこともあります。研究室の場所が分からない場合も、図書室のカウンターにてお尋ねください。
なお、直接研究室を訪問して利用するのは、農学部の研究室に資料がある場合です。他の学部の図書室の場合は、利用方法が異なります。その場合は、生命農学図書室またはその学部の図書室におたずねください。
※OPACの所蔵情報詳細画面の配置場所をクリックすると、図書室名やその図書室の利用方法などが表示されますので、実際に図書室を訪問する際には参考にしてください。
「OPACで図書検索」の実習の課題1および2で、あなたがメモした本の配置場所はどこでしたか?
農学部の本だった場合、それが図書室の中にある本か、研究室貸出の本か、振り返って確認してみましょう。
■欲しい資料がすぐに入手できないときには?
欲しい本が貸出中…
読みたい論文が載っている雑誌が、名古屋大学にはないみたい…
OPACには、そんなときに使える便利な利用者サービス機能(My Library)もあります!
本の検索方法のところで少しご紹介しましたが、状態が「貸出中」となっている図書について、OPACの検索結果の「予約」ボタンから、図書室に行かなくても図書の予約ができます。
また、使いたい資料が学内にない場合もあきらめないでください。
実は、大学図書館同士はつながっていて、ある大学が持っていない本や雑誌は取寄せることができる相互利用サービスというものもあります。
その他、自分が借りている図書の確認・期限の更新、図書や論文の取寄せの申し込みなどもができます。
各サービスへのリンクは、OPACのトップページの左側にあります。利用したいサービス名をクリックすると認証画面が表示されますので名大ID/パスワードを入力して進んでください。
【注意】 バーコードラベルがない資料や手書きで貸出手続きをした図書は貸出一覧に表示されませんし、オンラインでの更新もできません。