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名古屋大学大学院生命農学研究科附属
鳥類バイオサイエンス研究センター
〒464-8601 名古屋市千種区不老町

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2024年1月12日 量子科学技術研究開発機構量子医科学研究所の小池学先生の論文“Molecular cloning, subcellular localization, and rapid recruitment to DNA damage sites of chicken Ku70.”がScientific Reports誌に掲載されました。PGC(#29)を分化させて樹立したニワトリ正常繊維芽細胞株を用いてDNA損傷の修復時にはたらくKu70の機能を解析しました。
2023年12月25日 PGC実験用のプロトコール(培養及び遺伝子導入)アップいたしました。リソースページから「始原生殖細胞株」をご覧下さい。培養に必要な培地は鳥類バイオサイエンス研究センターから提供可能です(実費)。
2023年12月8日 Cas9発現トランスジェニックニワトリの提供を開始いたしました。in vivoでの遺伝子ノックアウトが期待されます。リソースページから「TGニワトリ」のページをご覧下さい。
2023年6月30日 九州大学斎藤大介先生の論文“Stiffness of primordial germ cells is required for their extravasation in avian embryos”がiScienceに刊行されました。ライブイメージングを用いて、ニワトリの始原生殖細胞の胚時期の動きを観察し、細胞の「硬さ」が血管から生殖巣への遊走に重要な要素であることを示しました。
2023年6月30日 名古屋大学石川明先生の論文“Identification of candidate genes responsible for innate fear behavior in the chicken”がG3 (Bethesda)に刊行されました。本能的な恐怖心の強さがニワトリの系統により強弱がある原因の解明を目指し、遺伝学的に候補遺伝子を絞り込んだ論文です。
2023年6月30日 北海道大学江田真毅先生の論文“Chickens consumed in early modern samurai residences: A study of bird remains from the Ichigaya Honmura-cho site, Tokyo, Japan”がInternational Journal of Osteoarchaeologyに掲載されました。この論文では、遺跡から出土したトリの骨を分析し、江戸時代の尾張藩上屋敷などにおけるニワトリ利用の変遷を明らかにしています。骨の帰属を決めるための比較資料として日本鶏の標本を用いました。
2023年3月21日 名城大学奥村裕紀先生の論文“New insights into the role of microheterogeneity of ZP3 during structural maturation of the avian equivalent of mammalian zona pellucida”がPLoS ONE誌 に刊行されました。採卵鶏の白色レグホン(WL-G)を用いて、ニワトリ卵細胞を包む囲卵内層(哺乳類の透明体に相当)のマトリクスの成熟過程を明らかとしました。囲卵内層は受精の制御が有名ですが、卵子の成熟にも必須で、本研究はその成熟プロセスにおける分子的・構造的な裏付けを与えるものです。
2022年11月2日 樹立した雌雄のニワトリ始原生殖細胞(PGC)株の提供を開始しました。In vitroでフィーダー細胞なしに増殖させることが可能で、レシピエント胚に移植すると生殖腺に定着し、精子・卵子に分化する能力を維持しています。
2022年10月5日 JT生命誌研究館の近藤寿人先生の総説“Epiblast cells gather onto the anterior mesendoderm and initiate brain development without the direct involvement of the node in avian embryos: Insights from broad-field live imaging”がFrontiers in Cell and Developmental Biology誌にEditors' Showcase 2022として掲載されました。ウズラリソースmCherry発現ウズラをライブイメージングに活用したデータを含め議論しておられます。
2022年9月15日 2022年11月よりニワトリ始原生殖細胞株の提供を始める準備を進めています。生殖細胞の基礎解析や遺伝子改変/ゲノム編集などへの利用が期待されます。
2022年8月30日 東京大学羽田優花先生(現日本医科大学)、栗原裕基先生の論文“Diverse contribution of amniogenic somatopleural cells to cardiovascular development: with special reference to thyroid vasculature”がDevelopmental Dynamics誌 に刊行されました。TgウズラとWTニワトリのキメラ胚を作成しリネージトレースを行い、羊膜予定領域の細胞が心臓や甲状腺に寄与することを発見したもので、mCherry発現トランスジェニックウズラ系統を用いて解析を行いました。
2022年8月30日 NBRP基盤技術整備プログラム(2022-2023)に採択されました。名古屋大学、広島大学、九州大学と共同で培養の難しい日本鶏やウズラの始原生殖細胞の培養を目指します。
2022年4月1日 NBRP第5期事業に継続採択となりました。これからもNBRPニワトリ・ウズラをよろしくお願いいたします! 今期はニワトリPGC株の提供を始める予定です。また、日本鶏などのリソースの拡充を広島大学と共同で進めます。
2022年3月31日 岡山理科大学 杉山晶彦先生の論文 "Histopathologic effect of in ovo exposure to methotrexate at early embryonic stage on optic tectum of Japanese quail (Coturnix japonica)"がJournal of Toxicologic Pathologyに受理されました。
2022年3月31日 京都大学 高橋淑子先生の論文 "Distribution map of peristaltic waves in the chicken embryonic gut reveals importance of enteric nervous system and inter-region cross talks along the gut axis"がFrontiers in Cell and Developmental Biologyに受理されました。
2022年3月31日 名古屋工業大学 氏原嘉洋先生の論文 "Decrease in Ca2+ concentration in quail cardiomyocytes is faster than that in rat cardiomyocytes"がProcessesに受理されました。
2022年1月31日 JT生命誌研究館の近藤寿人先生のウズラリソースmCherry発現ウズラ(PGK:H2B-chFP-TGウズラ)をライブイメージングに活用した論文"Live imaging of avian epiblast and anterior mesendoderm grafting reveals the complexity of cell dynamics during early brain development"がDevelopmentに受理されました。
2021年8月19日 慶応義塾大学名誉教授の秋山豊子先生の総説論文2報
Mechanisms of Feather Structural Coloration and Pattern Formation in Birds
Body Color Expression in Birds
がSpringer社の”Pigments, Pigment Cells and Pigment Patterns”に掲載・刊行されました。
2021年3月21日 九州大学 斎藤大介先生の論文 "Envelopment by endothelial cells initiates translocation of avian primordial germ cell into vascular tissue"がDevelopmental Dyamicsに受理されました。
     
2021年1月20日 名古屋大学意外の研究機関への提供方法の項目に、MTA製本時、同時に価格表も合わせて製本する旨を明記しました。
2020年8月20日 西島謙一先生のニワトリリソースPRDM14-eGFPノックインニワトリに関する論文 "Primordial germ cell‐specific expression of eGFP in transgenic chickens. genesis, 58(8), e23388."が 受理されました。
2020年7月10日 京都産業大学 近藤寿人先生のウズラリソースHMMに関する論文” The formation of multiple pituitary pouches from the oral ectoderm causes ectopic lens development in hedgehog signaling-defective avian embryos.”が Developmental Dynamicsに受理されました。
2020年6月5日 緊急事態宣言の解除に伴い、コロナウイルス対策のため提供規模を縮小しておりましたニワトリも通常通りの供給体制に復帰いたします。ご迷惑をおかけいたしました。
2020年6月5日 発生初期の始原生殖細胞でeGFPを発現するノックインニワトリPRDM14-eGFPノックインニワトリの頒布を始めます。ぜひご検討ください。
->リソース紹介のページへ
2020年4月1日 本年度から西島謙一教授が課題管理者となりました。それに伴い、MTAと覚書を更新いたしました。
2019年9月30日 10月からの消費税増税にともない、リソース価格を変更いたしました。
2019年9月26日 これまでのウズラゲノム配列データに、10X Genomics Chromiumシステム用いて得られた688.5 million readsと、PacBio Sequelシステムを用いて得られた1.7 million readsを新たに加えたゲノムアセンブルデータを公開しました。その結果、N50 scaffold lengthが81,982,712 bp、N50 contig lengthが174,303 bp、assembly spanが932 Mbとなり、ウズラゲノム配列情報が大幅に更新されました。
2019年9月6日 令和元年度 NBRP「ニワトリ・ウズラ」運営委員会を名古屋大学・生命農学研究科 大会議室にて行いました。
2019年8月1日 ニワトリの主要系統21系統の遺伝的多様性のページに、ミトコンドリアDNAに基づく、ニワトリ系統の分子系統学的位置の情報を追加しました。
2019年7月26日 日本プロテオーム学会2019年大会(7月24日~26日@フェニックスシーガイアリゾートin宮崎)にて事業紹介と展示を行いました。
2019年2月18日 リソースのページにニワトリの主要系統21系統の遺伝的多様性を追加しました。
2018年12月3日 第42回鳥類内分泌研究会名古屋大学 ITbM、12月1日~2日)にて事業紹介と展示を行いました。
2018年11月24日 第41回日本分子生物学会年会(パシフィコ横浜 11月28日~30日)にて事業紹介の展示を行います。ご興味のある方は、ぜひお立ち寄りください
2018年8月21日 平成30年度 NBRP「ニワトリ・ウズラ」運営委員会を名古屋大学・生命農学研究科 大会議室にて行いました。
2018年7月30日 第41回日本神経科学大会(兵庫 神戸コンベンションセンター 2018年7月26日(木)~29日(日) )にて事業紹介のブース展示を行いました。
2018年6月11日 第51回日本発生生物学会(東京 タワーホール船堀 2018年6月5日(火)~8日(金) )にて事業紹介の展示を行いました。
2018年1月19日 日本農芸化学会2018年度大会(名古屋・名城大学 3月16日~18日)にて事業紹介の展示を行います。ご興味のある方は、ぜひお立ち寄りください
2018年1月11日 リソース価格表を更新し、血液、精液、羽、臓器の価格を掲載しました。
2017年12月20日 NBRP第4期開始記念シンポジウム公開成果報告にて、東北大学の田村宏治教授に研究成果「ニワトリ脚羽系統と羽毛恐竜をつないだゲノム比較研究」を紹介していただきました。
2017年12月5日 第40回 日本分子生物学会にて事業紹介の展示を行いました。
2017年9月14日 平成29年度 NBRP「ニワトリ・ウズラ」運営委員会を名古屋大学・豊田講堂第3会議室にて行いました。
2017年7月23日 ウズラリソースに蛍光タンパク質 (chFP) を発現するトランスジェニックウズラPGK:H2B-chFP-TGウズラを追加しました。
2017年7月23日 第40回 日本神経科学会にて事業紹介の展示を行いました。
2017年6月15日 「遺伝子組換え生物等の譲渡等に関する調書」(遺伝子組換え生物等の譲渡等(譲渡,提供及び委託)に係る情報の提供に関する調書)を提供方法ページから取得できるよう更新しました。
2017年5月25日 提供価格の決定にともない、MTAを更新しました。
2017年5月25日 リソースの提供価格が決定しました。提供方法のページをご覧ください。
2017年4月25日 ニワトリリソースの表現型紹介に横斑形質の項目を追加しました。
2017年4月20日 研究業績を更新しました。
2017年4月10日 ニワトリリソースの表現型紹介のページを追加しました。
2017年3月13日 第4期 NBRPとして「ニワトリ・ウズラリソースの収集・保存・提供とリソースの高品質化」が AMEDに採択されました。
2017年3月9日 ウズラの遺伝的多様性のデータを更新しました。
ウズラのmtDNA多型情報のページを追加しました。
2017年3月6日 来年度(2017年4月)からリソースは有償での提供となります。価格は近日中に掲載いたします。
2017年2月14日 ウズラの遺伝的多様性のデータを更新しました。
2017年1月20日 研究業績を更新しました。
2016年9月13日 ニワトリ、ウズラのリソースリストを更新しました。
2016年8月3日 平成28年度 NBRP「ニワトリ・ウズラ」運営委員会が名古屋大学・豊田講堂第3会議室で開かれました。
2016年7月14日 7月11日-14日に国際家禽学会(ニューオリンズ、USA)にて成果発表(口頭、ポスター)を行いました。
2016年6月17日 東京農業大学、自然科学研究機構新分野創成センター、同 基礎生物学研究所、情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所の協力のもとに、 NBRPウズラを用いたウズラゲノム解析の成果をウズラゲノムブラウザ(JBrowse)として公開しました。
2016年4月26日 研究業績を更新しました。
2015年12月7日 ニワトリOS系に"参考文献"を追加しました。
2015年12月1日 2015年12月1日-3日に、神戸国際展示場で開催された第38回日本分子生物学会年会 第88回日本生化学会大会 合同大会において、NBRP附設展示会が催され、ニワトリ・ウズラリソースの展示と紹介が行なわれました。
2015年9月17日 ウズラQuv系、AWE系に"参考文献"を追加しました。
2015年9月16日 ウズラLWC系、RWN系に"参考文献"を追加しました。
2015年9月2日 平成27年度 NBRP「ニワトリ・ウズラ」運営委員会が名古屋大学・豊田講堂第3会議室で開かれました。
2015年7月1日 MTAを更新しました。
2015年5月8日 運営組織のページを更新しました。
2015年5月1日 MTAを更新しました。
2015年4月7日 ウズラ系統の遺伝的多様性のページを追加しました
2015年4月1日 リソース(ニワトリ育成系ウズラ)を更新しました
2014年11月11日 提供受領書(学外・学内向け)を改訂しました。
2014年9月1日 平成26年度 NBRP「ニワトリ・ウズラ」運営委員会が名古屋大学・農学部大会議室で開かれました。
2014年7月8日 鳥類の脳内で直接光を感知して繁殖活動を制御する脳深部光受容器を同定したという論文が7月7日付のカレントバイオロジーに掲載されて、ウズラの写真が表紙を飾りました。
2014年5月17日 2014年5月15日-17日に、札幌コンベンションセンターで開催された日本実験動物科学技術 さっぽろ2014において、NBRP附設展示会が催され、ニワトリ・ウズラリソースの展示と紹介が行なわれました。
2014年4月1日 MTAを更新しました。
2013年12月10日 2013年12月9日にNBRP「ニワトリ・ウズラ」と日本実験動物学会の主催で、実験動物科学シンポジウム「新たな鳥類ライフサイエンス研究の展開-我が国の鳥類リソースの整備と活用に向けて-」が名古屋大学・野依記念学術交流館で開催されました。また12月10日に「第1回ウズラ研究集会」が同会場で開催されました。
2013年12月5日 第36回日本分子生物学会年会において2013年12月3日-5日に、NBRP 実物つきパネル展示:「バイオリソース勢ぞろい」が神戸国際展示場で開催され、ニワトリ・ウズラリソースの展示と紹介が行なわれました。
2013年12月2日 NBRP「ニワトリ・ウズラ」の活動がNBRPニュースレターで紹介されています。
2013年11月21日 ニワトリの体内時計に関する吉村崇教授の研究成果が、11月9日付の、日本経済新聞の夕刊に掲載されました。また、11月10日にはBSフジのガリレオXで放送されました(11月17日に再放送されました)。
2013年7月30日 平成25年度 NBRP「ニワトリ・ウズラ」運営委員会が名古屋大学・野依記念学術交流館で開かれました。
2013年7月22日 リソースにウズラ用マイクロサテライトマーカーと各マーカーの系統別アリル頻度分布図のページを追加しました。
2013年5月17日 第60回日本実験動物学会総会(5月15日-17日)のNBRP「実験動物リソース」シンポジウムにおいて、ニワトリ・ウズラリソースの展示と紹介が行なわれました。
2013年4月1日 MTAの様式を更新しました。
2013年3月19日 ニワトリのコケコッコーが概日時計に支配されているという論文が3月18日付のカレントバイオロジーに掲載されて、PNPが表紙を飾りました。 プレリリース: 新聞報道 (朝日、日経、中日各紙3月19日付朝刊)、         NHK、ナショナルジオグラフィックニュース
2012年11月18日 7th International Chick meeting が 11月14日-11月18日に名古屋大学・野依記念学術交流館で開催されました。
2012年11月1日 ウェブサイトを開設しました。
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