「魅力ある大学院教育」イニシアティブ「官学連携による生命技術科学教育の推進」プログラム

プログラム概要

生命農学研究科では、平成17年度から「魅力ある大学院教育」イニシアティブ「官学連携による生命技術科学教育の推進」プログラムを実施しています。「魅力ある大学院教育」イニシアティブは、「現代社会の新たなニーズに応えられる独創性豊な若手研究者の養成機能の強化を図るために、大学院における意欲的かつ独創的な教育取組みを支援する。」という趣旨で平成17年度からはじまった事業です。

本研究科では、これまで個人研究や課題発掘型研究を通して、主に大学教員などアカデミア後継者の育成を目指した大学院教育を実施し、多くの人材を輩出してきました。一方、食糧・環境問題など農学系分野が取り組むべき大きな課題が顕在化する中、これらの解決に向けた研究者・技術者の育成に対する社会的要求が高まってきています。

食糧・環境問題など人類が地球規模で取り組むべき課題を解決していくためには、個人の高度な専門的知識、技術、思考能力だけでなく、それらを結集したプロジェクト型・チーム型研究を推進する必要があり、そのためのリーダーの育成が求められています。そこで、「魅力ある大学院教育」イニシアティブでは、専門的知識や技術の修得、思考能力の育成といった従来の大学院教育の目標に加え、「プロジェクト型・チーム型研究を企画・調整し、運営・管理する能力」を養成することを新たな目標に掲げ、その実現のために官学連携教育プログラムを提案しました。本プログラムでは、目的指向型プロジェクト研究を実施している公的研究機関との密接な連携・協力(官学連携)によって、大学院生にプロジェクト型・チーム型研究を実地体験する教育機会を提供します。

具体的には、(独)理化学研究所植物科学研究センター(独)農業生物資源研究所を連携機関として、(1)連携機関からの客員教員の協力を得て、大学では整備できない大型設備や最先端技術を活用した教育と研究指導を実施します。(2)インターネットテレビ会議システムによって遠隔教育・遠隔会議を実施し、密接な連携による組織的教育研究を強化します。(3)プロジェクト型・チーム型研究の企画・運営・管理を臨場感を持って体験する機会として、連携機関に学生を派遣し、共同プロジェクトを実施します。このように教育研究活動の多様化を図ることによって、新しい方向での人材育成の効果を期待しています。

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