コロニー: |
ddマウス赤血球に対する自然凝集素を有する雄 4、雌 8を起源として選抜され、1974年よりクローズドコロニーで維持されている高度近交化系統。 |
羽装: |
パンダ羽装(野生色と白色のブチ)で有色卵を産卵。初生雛はニワトリの雛のように全身黄色。 |
体重: |
成雄:108.2 g、成雌:134.5 g |
繁殖: |
受精率: 36.2 %、ふ化率: 61.5 %、育成率(3 週齢まで): 60.0 % |
遺伝学的形質: |
パンダ羽装の原因遺伝子は、endothelin receptor B2 (EDNRB2)であることが判明している。ダイズレクチンと反応する赤血球凝集原Sbは産卵時出現する。クリタケレクチンと反応する赤血球凝集原Nsは産卵時出現する。同種免疫抗血清により識別されるLyシステム(赤血球、白血球両方に存在する抗原)は3型に固定している。血清中のエステラーゼD型はaa型に固定している。 |
抗病性: |
ニワトリ赤芽球症ウイルスによる腫瘍の発生率は 35%である。 |
免疫応答: |
6種類のウシタンパク質(IgG、BSA、αS1-CN、β-Lg、α-La、及びインシュリン)に対する免疫応答性において、とくにIgGに対しては高応答性を示したが、インシュリンに対してはほとんど無応答。 |