NBRP ナショナルバイオリソース ニワトリ・ウズラ

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名古屋大学大学院生命農学研究科附属
鳥類バイオサイエンス研究センター
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ニワトリ ウズラ
野生原種高度近交化系長期閉鎖系閉鎖系
疾患モデル系育成系TGニワトリ
始原生殖細胞株(Primordial germ cell lines)
標準系大型系 疾患モデル系
ミュータント系TGウズラ 別種のウズラ
マイクロサテライトマーカー mtDNA多型情報
遺伝的多様性アリル頻度分布図
血液生化学データ
表現型一覧 遺伝的多様性接種中のワクチン
血液生化学データ

大型ウズラ系

NIES-FrNIES-BrNIES-HnAJWJ


NIES-Fr

由来
2013年に国立環境研究所より導入した系統。1991年にエストニアで開催された国際ウズラ会議を契機に日本に導入された。その後、国立環境研究所で遺伝的・微生物的純化を行ったヨーロッパ系ウズラの一系統。
特性
コロニー: -
羽装: -
体重: 成雄:151.0 g、成雌:167.9 g
繁殖: 受精率: 74 %、ふ化率: 68 %、育成率(3 週齢まで): -- %
遺伝学的形質: -
その他: フランスで肉用ウズラとして改良されたものであり、産卵率が高い。
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NIES-Br

由来
2013年に国立環境研究所より導入。ブラジルで肉用ウズラとして改良された系統。
特性
コロニー: -
羽装: 潜性の褐色羽装
体重: 成雄:260.3 g、成雌:289.5 g
繁殖: 受精率: 71 %、ふ化率: 80 %、育成率(3 週齢まで): -- %
遺伝学的形質: 伴性潜性遺伝の褐色羽装により、雄雌鑑別が容易である。日本産の褐色伴性遺伝ウズラよりも産卵率が高い。
その他: 卵肉兼用種として利用されている。
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NIES-Hn

由来
2013年に国立環境研究所より導入。ハンガリーで肉用ウズラとして改良されたヨーロッパ系ウズラ系統で、体重がニホンウズラの約2倍と大きい。
特性
コロニー: -
羽装: -
体重: 成雄:230.6 g、成雌:239.3 g
繁殖: 受精率: 86 %、ふ化率: 73 %、育成率(3 週齢まで): -- %
遺伝学的形質: 成長形質のQTL解析に適した系統である。羽装突然変異を起こしており、表現型による判定が容易であるため、移植キメラ実験等にも有用である。
その他: 日本で産卵率を向上させたため、卵肉兼用として市場価値が高い
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AJ(伴性アルビノ有色卵ジャンボ系統)

由来
信州大学より導入。(2015年)
特性
コロニー: -
羽装: アルビノであるため全身白色であるが、背側にうすく着色した羽(ゴースト)が出現する。
体重: 成雄:-- g、成雌:-- g
繁殖: 受精率: -- %、ふ化率: -- %、育成率(3 週齢まで): -- %
遺伝学的形質: 性染色体性の潜性遺伝子により支配されている不完全アルビノ。アルビノであるため全身が白色羽装である が、背側に薄く着色した羽(ゴースト) が出現する。
伴性遺伝であるため,交雑群は初生雛において羽装色により雌雄判別が可能である。信州大学において肉用 のジャンボウズラとして育成されていた系統で有色卵殻卵を産卵する。
その他: -
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WJ(野生型ジャンボウズラ)

由来
九州大学より導入(2016年)。
特性
コロニー: -
羽装: 野生型
体重: 成雄:-- g、成雌:-- g
繁殖: 受精率: -- %、ふ化率: -- %、育成率(3 週齢まで): -- %
遺伝学的形質: 野生型の羽装を有する一般的に肉食用として飼育されてきたジャンボウズラ系統。成鶉の体重は250~350 g程度あり、通常の二ホンウズラと比べ2倍以上に成長する (写真 左) 。信州大学で飼育されていた系統とコマーシャル系統のF1を起源とする交雑群。
その他: -
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