動物遺伝制御学研究室
Laboratory of Animal Genetics
Laboratory of Animal Genetics
東山動物園との連携研究
動物園は、多様な動物の展示を行うだけでなく、古くから教育と研究活動の重要な機能をもつ科学文化施設として位置付けられています。そして、現在では、動物園と研究機関及び研究者が連携を強化することによって、研究活動,公共教育,飼育動物の福利へのさらなる貢献が期待されています。このように、動物園の飼育動物を研究に活用し,得られた研究成果を学術界や社会に積極的に広報することも大きな社会貢献の一つですが、その研究活動がまだ十分に認知されているとは言い難い状況にあります。そのため、研究活動を促進するステップとして,多くの研究者の理解と積極的な協力が必要です。
東山動物園は全国的にも1,2位を争う多様かつ多数の動物のコレクションを有する動物園であり、その学術的価値には多大なものがあります。そして、名古屋大学とは至近距離にあります。私たちは、東山動物園との連携のもとに、資源供給側である動物園と利用者側である研究者という関係ではなく、私たちがもつ研究技術を活用して動物園の発展に積極的に貢献するとともに、動物園のサポートのもとに貴重な飼育動物を用いた研究を展開し、得られた成果を広く社会に還元することを目指して研究活動を進めています。 (詳しい研究内容の紹介はこちら)