動物生産科学研究室

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名古屋大学大学院 生命農学研究科 動物科学専攻 動物生産科学研究室

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研究内容

研究の概要

家畜の生産性を高め、効率よく畜産物を得るために、畜産学分野では家畜の遺伝的改良や飼育管理技術、家畜飼料の分析・改良や飼料利用効率の向上などさまざまな努力が払われてきました。それらの技術は今日の畜産現場に多大な貢献をしていますが、その限界が見えはじめています。例えば、遺伝的育種改良によって多くの乳生産ができるように改良された乳牛では、泌乳にともなうエネルギー不足が原因となって、分娩後の繁殖機能が抑制され、個体の増殖にはかえってマイナスの要因となっていることが指摘されています。本研究室では、家畜が本来もつ生理機能の解明に取り組み、その成果を家畜生産性の向上に結びつけることを念頭において研究を進めています。なかでも、家畜の増産に直結する繁殖機能の制御機構の解明や、効率的な繁殖を実現する技術開発をめざしています。

本研究室は、附属フィールド科学教育研究センター・東郷フィールド(附属農場)にあり、ヤギおよびウシを研究対象にして、反芻家畜の生命現象の解明に取り組んでいます。

最近の業績

アウトリーチ

名古屋大学東山キャンパスの学内保育園にシバヤギ数頭を運び、園児たちに動物と触れ合う機会を提供しています。

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メンバー

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