白武グループの研究紹介 本文へジャンプ

花と果実におけるアクアポリンの機能

〜花や果実のみずみずしさの鍵〜


(発現プロファイリング、リン酸化活性調節、形質転換体作出)


プロジェクト紹介 生研センター  岡山大学


植物にとって欠かすことのできない水。その輸送を細胞レベルで担っているのが、その発見がノーベル賞受賞となった‘アクアポリン’です。アクアポリンは生体膜における水輸送を担う孔として機能し、植物の様々な生理現象に関わっています。

  
生体膜の水透過孔「アクアポリン」 アクアポリンの阻害により開花が阻害される

我々はESTリソースの存在する、トマトを果実の研究モデルに、アサガオを開花の研究モデルに設定し、アクアポリンの遺伝子発現プロファイル、リン酸化による活性調節機構の解明、さらに形質転換体の作出を行い、アクアポリンの発現改変による果実の高糖度化や開花速度の調節を試みています。

  


果実におけるアクアポリンの
リン酸化調節モデル
トマトのアクアポリン分子系統樹

  
アクアポリン形質転換トマト アクアポリン形質転換
アサガオ

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