名古屋大学大学院生命農学研究科附属鳥類バイオサイエンス研究センター
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鳥類バイオサイエンス研究センター 維持系統


ニワトリ閉鎖系
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SIL 系(白色ウコッケイ)

由来
愛知県の愛好家より1994年頃種卵で導入した♂1、♀1に由来

特性
黒色皮膚、多趾、毛冠、絹糸羽など種々の興味ある突然変異遺伝子を持った日本鶏の閉鎖集団である。 白色羽装はcローカスの劣性白色で支配されており、同ローカスのアルビノより優性である。 EローカスはEebが分離している。2'5'オリゴアデニール酸合成酵素はAA型に固定している。 性格関連遺伝子ドーパミン受容体D4Exon1領域における反復回数が長い型(9/9)に固定している。 矮性の遺伝子は有していない。






CAL 系(白色ワイアンドット)

由来
慶応大学(横浜国立大)より導入(2006年)、アメリカで白色ワイアンドットから単離、維持されていたものを1993年頃我が国へ導入。 その後、ナゴヤと交雑し、アルビノに固定したもの。

特性
cローカスのal遺伝子がホモ。聴覚は正常、麻酔薬に感受性である。






WL-M/O 系(白色レグホン)

由来
日生研より導入(2006年)

特性
 コロニー  
ニワトリの主要病原菌に関してfree(SPF)の白色レグホーン種のLine-M系より分離育成した系統。 ニワトリ白血病ウイルス関連の遺伝子について、C/O(白血病ウイルスに対して感受性)、chf活性陰性、gs抗原陰性にそれぞれ固定している。
 羽装  白色
 体重  6カ月齢:雄:2.39 ± 0.12 kg、雌:1.72 ± 0.05 kg
 繁殖    
産卵率:62.6 % 、受精率:85.9 % 、ふ化率:93.6 % 、育成率:98.7 %

利用
ニワトリ白血病に関する研究、レトロウイルスを用いた遺伝子導入実験および発生学的解析実験

M-O



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