東海国立大学機構
名古屋大学大学院
生命農学研究科
鳥類バイオサイエンス研究室は、名古屋大学生命農学研究科における鳥類バイオサイエンス研究を強化する目的で、2018年4月に開設され、松田洋一教授(専門はゲノム科学)と鈴木孝幸准教授(専門は進化発生学)が着任しました。2020年3月に松田教授が定年退官された後、同年4月に西島謙一(専門は個体を含む動物細胞工学)が第2代教授として着任しました。2022年4月に鈴木孝幸先生は大阪公立大学理学研究科に教授として転出されました。2022年7月には奥嵜雄也博士が助教として着任しました。
鳥類バイオサイエンス研究室では、ニワトリやウズラを対象とし、主に細胞工学、発生工学、分子生物学等の手法を用いて、鳥類の多様な生命現象を支配する遺伝子の機能解明とその知見を応用するための技術開発に取り組んでいます。現在は、将来精子・卵子になる始原生殖細胞の分化・増殖の仕組みの解明とその応用として遺伝子改変鳥類モデル動物の作出などの研究を進めています。また、鳥類バイオサイエンスセンターが保有する豊富な変異系統を利用して様々な鳥類の突然変異体の原因遺伝子の同定と機能の解明も行っています。
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