フィールド教育支援センター・稲武フィールド


  

通称,稲武演習林.愛知県北東部 (現在は豊田市) に位置する,標高約1000mの森林. おもにスギ・ヒノキ・カラマツなどの針葉樹人工林から構成されています.また一部ではカエデ、シデ、ナラなどの落葉広葉樹が自生する地域もあります。 付近に天然林が現存しているため,カモシカやリスなどの野生動物を目撃することもあります.


稲武演習林の庁舎へは名古屋大学東山キャンパスから車で約80分です.自分の車,もしくは大学の公用車で向かいます.庁舎には2名の技官がおり,演習林の管理や研究のサポートを行っています.


余談ですが、稲武フィールドでの調査を行う学生は特定の樹木を「じっくり」見ることが多いので、 木に登る人の割合が多いようです。 そんな場合は一本梯子や脚立、鉄パイプのタワーなどを使います。 はじめは目がくらみそうになりますが、回数を重ねるうちに意外と慣れてしまうもので、 フィールド内を歩いていると軽業師のような早ワザで木に登る女子学生にもごく普通に出会うことができます。