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沿革

 設楽フィールドは、昭和34(1958)年に農学部畜産学科が主体となった学部内施設「草地研究施設」として発足しました。その後、学部附属施設「山地畜産実験実習施設」に改変され、平成21(2009)年には「名古屋大学大学院生命農学研究科附属フィールド科学教育研究センター」に再編されました。

 平成25(2013)年、発足以来続けてきた家畜および実験動物の飼育を終了し、稲武フィールドと統括運営となり演習林施設の一部となりました。

位置

 設楽フィールドは、愛知県東三河北部の北設楽郡設楽町にあります。名古屋市(東山キャンパス)からは約75km(車で110分)、稲武フィールド(愛知県豊田市稲武町)からは約15km(車で20分)の距離になります。敷地面積は約16haで、事務所兼研究実験棟等が敷地内にあります。


地況

 設楽フィールドのある地域は、木曽山脈の南西に広がる美濃三河高原の南部(三河高原)にあたります。施設周辺は名倉盆地と呼ばれる周囲を1,000m級の山々に囲まれた谷底盆地で、伊那川花崗岩が分布する地質です。平地を貫流する名倉川は豊田市稲武町を通り、岐阜県境で矢作川に合流します。

 標高は650〜720m、年間降水量は約2700mmと多く、夏期は涼しく、冬期は寒冷な気候です。

設楽施設図
現況

 敷地は、放牧地として山間地を開拓・造成された起伏の多い草地が大部分を占め(写真1)、一部にスギ・ヒノキ人工林やアカマツ・広葉樹混交林(写真2)が見られます。

草地
写真1 草地
針広混交林
写真2 針広混交林

 動物の飼育を終了し、稲武フィールド(演習林)との協働地区となった現在は、草本植物・木本植物・昆虫・野生動物など多様な生物が共存する、自然観察施設として整備が進められており、苗畑や見本林としての造林(写真3)、自然観察や学生実習での利用、植生遷移・森林化のモニタリング(写真4)などが実施されています。

造林地
写真3 広葉樹植栽地
植生遷移調査プロット
写真4 植生遷移調査プロット

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