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  2007年5月17日・24日

学生実習

2週連続の学生実習です。
植生調査とウシの体重測定、それに機械の運転を行いました。
馴れない学生が大勢きても ウシもなかなか泰然たるものです。
今年も来たか・・・くらいに思っているのでしょうか。
うしとひと
マイペースなウシです



2007年5月3日〜5日

地元の皆さんと一緒に地域イベントを開催

地元のイベント「名倉高原アートフェスティバル」が連休中にありました。
過去2回は、敷地を公開して動物たちにふれてもらうという形で
地域のなかの施設として紹介できればと 参加してきました。

今年はさらに、大学院生が 研究活動をとおして描いた動物画やイラスト
写真や実測図を じつは立派なアートになるのでは と展示しました。

子ども同士
にぎわい中 ヤギ小屋の壁にアート 期間中 天気にはとてもめぐまれ
3日間で280余名が来場されました。

仔ヤギたちは この時に生まれて初めて
小屋から外に出ることになりました。
最初はとまどっていたものの
やがて元気に 飛びはねまわって
みんなの目を楽しませてくれました。



  2007年4月26日

牛の放牧 第1群開始

今年も放牧の季節です。
去年に続いて牧草の伸びはいまいちです。
それでも牛たちは大興奮で
まずは走りまわり そしてひたすら食べます。
放牧  放牧
初めての放牧に 元気に食べ 走りまわる子牛



  2007年4月12日

長野牧場からヤギ導入 & 出産1号

先月に家畜改良センター長野牧場から、シバヤギが移譲されました。

設楽での系統保存を目的として、計25頭の大所帯で引越しでした。
新しい環境にもなれてきてくれたようです。

今日、長野の系統で無事な出産第1号で仔ヤギが生まれました。
繁殖がうまく行き、系統が維持できるよう がんばります。

出産直後
出産直後 仔ヤギをなめてあげる母



  2007年3月1日

名古屋大学総合技術研究会

3月1日〜2日、全国の大学・高等専門学校などの技術職員が集まる
技術研究会が名古屋大学で開催されました。
技術職員の日常の業務や教育・研究支援活動について発表を行い、
技術の向上を目的として行われています。

 当施設の技術職員も、
平成17年度より、設楽フィールドで業務支援を行っている
『愛知県産ニホンジカ捕獲個体の妊娠率調査』について
ポスター発表を行いました。
さまざまな分野で活躍する技術職員の方々と貴重な意見交換ができ、今後の業務にも生かしていければと感じました。



ポスター発表のようす



2007年1月10日

今年もよろしくおねがいします。

昨年のはじめは戌年ということで 猟犬のご紹介をしました。
今年は《 亥年 》なのでイノシシのお話。
まずは イノシシの頭骨標本(当施設所蔵)でご挨拶です。

イノシシは十二支に入れられるほど 人との関わりが古い動物です。
狩猟の獲物、農耕の厄介者、信仰の対象、飼育して家畜化 …
時代や場所によって イノシシの立場は多様で複雑です。

イノシシ標本
オスのイノシシの標本
いかにも猪らしい犬歯です
荒らされた牧草地
イノシシによって掘り返された跡です
もののけ姫にも「オッコトヌシさま」が登場していましたね。
人間と動物たちの軋轢の象徴にもなっていました。

当施設で標本になったイノシシたちは ほとんどが
有害獣捕獲 や ロードキル(交通事故死) による個体です。
餌がない年には施設の牧草地にも出てくるようです。
強力な鼻と牙でそこら中をほじくり返します。

野生動物の標本は ”どんな犬歯してるの?”など
動物そのものについての研究はもちろん
どんな環境で交通事故にあうのか、畑を荒らすのか
捕獲数は増えているのか、今後の傾向は… という
人間との関わりようを知る材料にもなります。
檻
ワナ 普通のイノシシ用はもっと巨大