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2006年10月7日

ビオトープを考える会の研修会

ビオトープを考える会の研修会が行われました。
『小型哺乳類の仮剥製を作る』というテーマで、
大学院生が講師として指導にあたりました。
外部計測の仕方から、剥製つくりの手順まで
フィールドワークとしてのテクニックです。
まずは外部計測
まずは外部計測
できあがった仮剥製
できあがった仮剥製



2006年10月4日

近所の小学校の遠足

同じ設楽町内の田口小学校から
1・2年生の子供たちが 遠足で遊びに来ました。

1時間ほど歩いて来てくれたのですが、さすが元気な子供たち。
先生の「ヤギさんのところに行くぞー!」のかけ声を合図に
草地にいるヤギ目掛けて みんなかけ出していきました。
触ってみたり、ロープをつけてお散歩させてみたり。
それぞれ自分の思った方法で ヤギにアプローチしていました。
追い掛け回すとこわがっちゃうよ、などコツを伝えると
それを熱心に聴いて 考えて行動してくれる様子が印象的でした。
ヤギのお散歩



2006年9月26日〜28日

学生実習(ブタとヤギの解剖実習)

3年生の解剖実習が2泊3日で行われました。
単胃動物のブタと反芻胃を持つヤギの雌雄4頭を使い、 各班に分かれて解剖を行いました。
ブタとヤギを比較しながら、各家畜の器官の構造や機能を理解することが目的です。
学生達は、3日かけて丁寧に解剖を進めつつ、1つ1つの器官を観察していきました。
解剖実習用ブタ
解剖中のようす



2006年9月9〜10日

動物ふれあい2006
子供と父母編

名古屋市内の保育園から大人19名、子供20名が参加されました。
1日目前半は、ニワトリをテーマに、羽の観察と羽ペン作りコース・解剖コース・解体コースに、 また、後半は野外体験として、ジャングル探検コース・魚捕りコース・モグラ探索コースに別れての体験でした。

2日目は、セミナー室での骨標本の観察後、牛やヤギの行動を観察したり、エサをあげたりしました。先週生まれたばかりの子ヤギを抱っこして「かわいい〜」と子供達の声。

最後には、手作りの羽ペンを使って、みんなで感想文を書いてくれました。
たくさんの方の来所で、私達にとっても賑やかで楽しい2日間になりました。
ニワトリの解剖
ニワトリの体の中に興味津々
  ジャングル探検
林の中を探検
羽ペン
羽ペンでお絵かき
標本の観察
標本の観察
牛と触れ合う子供たち
牛に触ってみよう



2006年8月27日〜28日

動物標本の収集活動のなかで

当施設では、骨格をはじめとする動物標本の作成・蓄積を行っています。
そのような活動のなかで、標本化するために動物を提供してくださったご家族が、
完成した標本と当施設での活動を見学するために、遠方より来訪されました。

収集されてきた動物は、産業のための家畜、家族の一員のような愛玩動物、
駆除された野生動物、交通事故死した動物・・・などと、その由来はさまざまです。
標本が示してくれるのは、動物そのものの生物学的なデータだけではなく、
彼らがどのように人間の世界とかかわっているかというでもあります。
標本として半永久的に生きる動物
標本として半永久的に生きる動物



2006年8月26日〜27日

動物ふれあい2006 大人編

大学院生とお招きした博物館研究員が
3つの講演を行いました。
鯨類,自然復元の視点,パンダ、と
幅広い世界の興味深い話が聞けました。
また、地元のチームとソフトボールで
交流戦も行い、終了後は
懇親会で健闘をたたえあいつつ
親交を深めました。
セミナー
多方面のセミナーを実施
交流戦
地元チームとの交流戦



2006年8月9日

施設にゾウがやって来ました。

大型トラックに載せられて アフリカゾウがやって来ました。
といっても 動物園で死亡し 骨格標本にされるためです。
ゾウくらい大きいと 土中に埋設して標本化するのですが、
国立科学博物館の要請で 当施設が埋設地に。

未知のサイズに圧倒されつつ 貴重な経験ができました。
頭部だけで1t!
頭部だけで1t!
解体作業
解体作業も大きな体との格闘です
  肋骨の除肉中
肋骨の除肉中
肢の剥皮中
肢の剥皮中
肋骨の除肉中
ふだんはなかなか見にくい鼻先
埋設して骨格標本に
土中に埋設して骨格標本に



2006年8月7日〜9日

学生実習( 夏合宿 )が開かれました。

合宿実習は、大型家畜を相手にした体尺測定、行動観察
小型哺乳類の捕獲、解剖、仮剥製づくりまで 幅広い内容。

みんな疲れも見せず元気で 熱心に取り組んでいました。
炊事当番、みんなで花火・・・そんな楽しみも合宿ならでは。
ウシの体尺測定
ウシの体尺測定

放牧牛の行動を観察
小哺乳類の解剖
小哺乳類の解剖
さらに仮剥製に
解剖したら仮剥製に
同じ釜の飯
同じ釜の飯
花火
学生自ら花火を持参



2006年7月29〜30日

『奥三河食彩フェスタしたら』に参加しました

奥三河の「食」をテーマにしたイベントで、地元で獲れた農作物や特産品の販売、
さまざまな体験、イベントを通じて奥三河の魅力を知ってもらおうという催しです。

今回で3回目となるこの催しに、設楽フィールドからは本会場でのパネル展示と
サテライト会場として動物ふれあいを行いました。

パネル展示では、当施設で飼育している動物の紹介や畜産・食に関するテーマで展示しました。
たくさんの方が関心を持って展示を見てくださいました。

また、サテライト会場でも、ヤギやウシに草をあげたり、触ったりと、
ふれあいイベントは大盛況だったようです。
会場のようす
会場にはたくさんの人!
パネル展示
パネル展示(本会場)
ウシに草をあげる様子
ウシに草をあげてみます
ヤギにふれあう子供たち
ヤギに近寄って・・・



2006年7月28日〜29日

環境教育を開催しました

岡崎にある団体から子供と大人19名が来所。

今回は モグラの穴を探して 入り口から
石膏を流してトンネルの型をとってみました。
どんな風にトンネルがつながっているんだろう…
普段見えない動物の世界が感じられたでしょうか。

飼育家畜も見学して 餌をあげてみました。
木々の中を
木々の中を分け入ります
荷物をどけると
荷物をどけると動物の通り道が

ケージをはずすと…
掘ります掘ります
刈りとり
石膏でとったトンネル
さっぱり
家畜ともふれあいました



2006年7月6日

学生実習(家畜からの採血と血液の塗沫標本)

今回の実習は、家畜の採血です。牛とヤギから学生が実際に採血をしました。
動物に抵抗される時など、保定や採血の方法も状況に合わせて変わります。
フィールド調査に必要な"臨機応変" そんな点も含んだ実習となりました。

採取した血液からは、スライドガラスに付けて染色し、塗沫標本を作成しました。
また後日の東山での実習では、今日の血液を用いてDNA解析も行う予定です。
先生のお手本
 先生のお手本をしっかり見ます
頚静脈を確認
頚静脈の位置を確認
針を血管へ
針を血管へ
ヤギからも採血
ヤギからも採血します
染色中です
塗沫標本の染色中



  2006年7月1日〜2日

一年生の基礎セミナー合宿が行われました

基礎セミナーは、農学部の学生だけでなく、
他学部の学生も履修できる授業です。
今年も織田先生と福田先生のセミナーが合同で合宿を行いました。

普段、東山キャンパスで受けている教室での授業とは異なり、
「動物と人間」について、肌で感じる体験をする事が目的です。

1日目は、ニワトリの解体実習、家畜の飼育体験、食資源探索(魚捕り)
2日目は、講義室でのセミナーが行われました。

懇親会では、
解体したニワトリの料理や自分たちで捕った小魚のてんぷらなどの他に
当施設から出荷された口之島牛のお肉もふるまわれました。

1泊2日のセミナー合宿は、「動物と人間」についてあらためて考えるきっかけとなる一方で 1年生同士のよい交流の機会ともなったようです。
ニワトリの解体作業
飼育体験(牛) 飼育体験(ヤギ)