名古屋大学 農学部 資源生物科学科
名古屋大学大学院 生命農学研究科 植物生産科学専攻

食料経済学研究室

准教授 写真

井坂 いさか 友美 ゆみ

准教授
地域社会のコミュニケーションを重視して農地の集積・集約化を推進する

食料の安定供給と農業・農村の持続的発展のためには、農地の集積・集約化が重要です。従来の農業経済学は、地代や所得といった経済的なインセンティブによって農地が流動化するはずだと説明してきました。しかし、地域社会のコミュニケーションこそが、農地流動化の原動力だとしたら?私は、アメリカの社会学者であるマーク・グラノベッターによる「新しい経済社会学」の理論と方法論を使って、農業者、地権者、自治体、その他の様々なステークホルダーを含む地域社会のネットワークを研究し、関係者の丁寧なコミュニケーションを重視して、農地の集積・集約化の推進に貢献していきたいと考えています。

助教 写真

三浦 みうら さとし

助教
農村地域における地域資源活用と交流型産業形成のメカニズム分析

人口減少・高齢化の進行により農村地域の経済基盤はぜい弱化しています。一方で、農業資源、自然景観、食・歴史・生活文化などの地域固有の資源を活用した交流型産業(体験型観光、地場産品の高付加価値化、農泊など)が注目されその取り組みも広がっています。但し、持続的に定着する地域がある一方、一過性に終わる地域もあり、その差異は十分に整理されていません。資源の再評価、担い手の組織化、外部市場との接続、地域内経済循環の構築という視点から地域研究を行い、交流が産業として確立する条件を明らかにしようとするものです。


学生へのメッセージ

本研究室では、理論的な学習に加え、現地調査やデータ分析を通じて、地域の現実に向き合います。現場で得た気づきを大切にしながら、自ら問いを立て、論理的に考え、社会に提案できる力を養います。 地域の未来に関心がある…現場から社会を考えたい…自分の視点で課題に挑戦したい学生諸君を歓迎します。