名古屋大学 大学院生命農学研究科 | ![]() |
![]() 近年、化石資源の代替として生物資源の有用性が認知されつつあります。中でも木質資源の場合、「存在量・未利用分が豊富である」、「化学的組成が比較的均質である」、「計画的な再生産が可能である」などの点が、他起源の生物資源と比較してその利用上有利であるとされ、期待されています。 木質資源の化学的利用においては、その主要成分(セルロース、ヘミセルロースおよびリグニン)が主な対象とされていますが、樹木・木材にはその他に、副成分として「抽出成分」と呼ばれる化合物群が含まれます。これらは樹種に固有であるため、その含有量は僅か数パーセントであるにもかかわらず、木材の特性(色、におい、耐久性など)を決定する要因となります。さらには、ある種の抽出成分は様々な生理活性・薬理効果を示します。 当研究室では、「木質資源の究極の有効利用は樹木・木材の特性を最大限に発揮させることによって達成される」ものと考え、樹木・木材抽出成分に関して、その利用・社会貢献にも関連付けられる基礎的研究を行っています。 時代の流行を追った短期的・一過的な成果を偏重することなく、いつの時代にも必要とされ、多くの情報に埋もれてしまうことのない、普遍的な学説等を残したいと考えています。 キーワード ![]() 樹木抽出成分、二次代謝物質、単離・化学構造決定、生合成、組織内分布、生理活性・薬用効果、酵素、 ノルリグナン、リグナン、ノルリグナンオリゴマー/ポリマー、心材、心材形成、スギ、カラマツ、 ブラジル産材 ◇ 主な研究テーマ・主な研究内容の説明 ◇ 基盤となる学問・専門分野・実験技術・実験装置 ◇ 代表的な発表論文(2005〜) ◇ 最近の主要な学会大会発表 ◇ スタッフ・構成員
名古屋大学HPへ 更新履歴 2025.03.25 【スタッフ・構成員】2025年度メンバー更新 2024.05.14 【スタッフ・構成員】2024年度メンバー更新 2022.08.04 全面更新 2022.04.01 【スタッフ・構成員】2022年度メンバー更新 2021.04.01 【スタッフ・構成員】2021年度メンバー更新 2020.07.01 【スタッフ・構成員】2020年度メンバー更新 2018.05.02 全面更新 2018.04.05 【スタッフ・構成員】2018年度メンバー更新 2017.06.21 【スタッフ・構成員】2017年度メンバー更新 2013.08.29 【最近の主要な学会大会発表】2013年度発表を更新 2013.06.26 【スタッフ・構成員】2013年度メンバー更新 2012.06.06 全面更新 2012.04.02 【スタッフ・構成員】2012年度メンバー更新 2011.06.06 【スタッフ・構成員】研究室写真を追加 2011.04.19 【スタッフ・構成員】研究室写真を追加 2011.04.06 全面リニューアル |